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外したマスクはどこに置く? お悩み解決「マスクラップ」がいま人気 香川・善通寺市

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 食事の時などに外したマスクの置き場に困っていませんか? 香川県善通寺市の企業が製造・販売を始めた新たな商品が人気を集めています。

(中濱綾那リポート)
「日常生活で必要不可欠な存在になっているマスク。このようにマスクを入れると、優しく包んでくれます」

 人気を集めているのは、その名も「マスクラップ」です。

 善通寺市でポリエチレンの製造販売をしている「伏見樹脂」。
 その工場では1日に約1000本の「マスクラップ」を生産しています。

 「マスクラップ」は、薄いロール状にポリエチレンを加工し、その後パッケージ印刷と抗菌のニス加工をしています。

 再生材を使っていて、環境に配慮した製品です。すでに製造していた防護服から着想を得て2020年8月に発案、9月から製造を始め、2020年11月から販売を始めました。1本100枚入り、税込み660円です。

(伏見樹脂株式会社/伏見竜一郎 専務取締役)
「歯医者さんや美容室、必ずマスクを外す場面で使用していただければと思います。飲食であったり、マスクを外した際にお店の従業員の配慮として使っていただければと思います」

 特に食事をする時に気になるのがマスクの置き場。

 マスクラップはこうした悩みを解決し、一時的にマスクを保管してくれます。

 まんのう町のうどん店でも無償で提供されています。

(お客さんは―)

「これいいですね」

「衛生的で、ぱっと入れるだけやん。簡単でいいんじゃないですかこれ」

(山神うどん/山神京子さん)
「最初はどうかな~と思ったんですが、見ていたらお客さんが使っていたのでいいなと思って。衛生的でいいと思う」

 善通寺市のふるさと納税の返礼品にもなっているマスクラップ。

 今後、透明なものだけでなく黒いパッケージのものも開発予定だということです。

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