商用車大手の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが2026年4月に経営統合することで最終合意したと発表しました。
日野自動車と三菱ふそうは、新たに設立される持ち株会社の傘下に入る形で2026年4月に事業の開始を目指します。
持ち株会社には、それぞれの親会社のトヨタ自動車とドイツのダイムラートラックが25%ずつ出資します。
CEO(最高経営責任者)には三菱ふそうトップのカール・デッペン氏が就任する予定です。
電動化や自動運転技術の導入など、商用車を巡る環境が変化するなか、統合により温室効果ガスの排出実質ゼロへの取り組みや技術開発などを加速化させたい考えです。
また、親会社のトヨタとダイムラートラックも水素を使った燃料電池の開発などで協力する方針です。
当初、2社は2024年末までに統合することを目指していましたが、日野自動車の認証不正問題を受けて統合は延期されていました。