JR四国の西牧世博社長が定例会見で「新型コロナで会社発足以来、最も大きな影響を受けた1年だった」と2020年を振り返りました。
JR四国では、11月の鉄道収入が2019年の5割程と11カ月連続で前の年を下回りました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「今年は感染症の流行拡大が社会に大きな影響を与えた1年で、当社への影響も会社発足以来、最大の規模でございました」
また、2021年3月13日のダイヤ改正では終電16本を含む32本を減便し、9本を増便します。
この改正は、新型コロナによる利用客の落ち込みや運転士不足に対応することが主な目的です。
JR四国は、今回の改正で年間約8000万円の収支回復を見込んでいます。
西牧社長は2020年、新しい観光列車の導入など「地域の魅力発信に力を入れた」とした上で、2021年秋に始まる四国デスティネーションキャンペーンを盛り上げたいと語りました。